慢性的な腰痛によくある症状
朝起きたら背中が痛くなっていた
頻繁に起こる寝違えの予防法が知りたい
肩甲骨のあたりをよく痛める
デスクワーク中に背中に痛みが出る
背中の痛みはどこが原因?筋肉を緩めて予防しよう
「朝起きた時に背中が痛くなっていた」
という経験をお持ちの方は、少なくないのではないでしょうか。
軽い寝違えなどであれば数日もすると収まってしまうことが多いですが、
慢性的に背中の痛みがある場合、
もしかしたら筋肉がこり固まっているのかもしれません。
背中には私たちの上半身を支える大黒柱的な存在の背骨がありますが、
筋肉の緊張によって背骨が引っ張られると、背中に痛みを生じるリスクが増してしまいます。
このページでは背中の痛みの原因や改善法について詳しくご紹介します。
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背中に痛みが出る原因と代表的な症状について
背中に痛みが出ることは必ずしも珍しいことではありませんが、あまりに頻繁に背中の痛みが現れると、不安に感じる方もいらっしゃることでしょう。
そこで、はじめに背中の痛みが出る原因について見ていきましょう。
【背中の痛みの4大原因】
背中の痛みの原因としては、次の4つのことがあげられています。
◆筋緊張
私たちの筋肉は、筋線維という線維の束が集まってできています。
焼いた魚に箸を入れると繊維状に裂けると思いますが、あの1本1本が筋線維と思っていただくと分かりやすいかもしれません。
筋肉が硬くなると、ちょっとした衝撃でも筋線維が断裂することがあります。
少々の断裂であれば休養を取ることで回復するのですが、損傷個所が多かった場合は炎症状態が長引き、背中の痛みを誘発するリスクが増します。
◆ストレス
医療機関で検査をしても原因が分からない背中の痛みには、ストレスが関与しているものもあると考えられており、そのような背中の痛みのことを「心因性の背中の痛み」と呼んでいます。
◆内科系の疾患
特定の内臓に疾患を抱えているような場合、背中の痛みがサインとなって現れることもあります。
例えば胃の裏側が痛むような場合は胃潰瘍や十二指腸潰瘍、背中の右下が痛む場合は胆嚢炎などの可能性が疑われます。
◆神経圧迫
何らかの原因によって背中の神経が圧迫された場合、背中の痛みとなって現れることがあります。
【背中の痛みにともなう症状】
背中の痛みがある場合、単に痛みが出るだけでなく、その他の症状をともなう可能性もあります。
◆睡眠の質の低下
背中の筋肉が硬くなっていると、呼吸にともなう肋骨や横隔膜の上下動に支障を来し、睡眠の質を下げる可能性があります。
◆不良姿勢
背中に痛みがあると、背筋を伸ばしていることが困難となり、不良姿勢を招く可能性があります。
◆機能障害
痛みをかばおうとする意識が強く働くと、運動や歩行に障害が出ることもあります。
【背中の痛みのリスクを高める生活習慣】
多くの背中の痛みは筋緊張によってもたらされますが、
背中の筋緊張は、次のような生活習慣によってリスクが高くなります。
◆冷え
◆血行不良
◆睡眠不足
◆疲労状態の継続
◆運動不足
◆柔軟性の低下